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「播州織」がルーツ?「播州ラーメン」|地域情報

ラーメン

  西脇市を中心とした北播磨地域には、「播州ラーメン」というラーメンがあり、兵庫県を代表するご当地グルメとして注目を集めています。地元の人々はもちろん、全国から「播州ラーメン」を求めるラーメンファンが訪れるほど評判のラーメンです。それでは、「播州ラーメン」というのは一体どのようなものなのでしょうか。

播州ラーメンとは

  播州ラーメンの最大の特徴として、スープが「甘い」という点が挙げられます。ベースは醤油味で、鶏ガラや豚骨、野菜などを煮込んでいることが一般的ですが、実は明確な基準はなく、お店によってスープの色や甘さに違いがあります。麺は細い縮れ麺で、チャーシューやネギ、もやし、のりなど、シンプルな具材なのも特徴です。豊かな風味とさっぱりした後味が、多くの人々を魅了しています。
播州ラーメンという名前は、西脇多可料飲組合が名付けたものです。地元の特産ラーメンとしてPRされており、西脇多可飲料組合が認定した播州ラーメン店には、「認定店之証」が掲げられています。2018年5月18日現在、認定されたお店は西脇市内に5店舗あります。
また、インスタント麺も販売されており、ネット通販などから購入ができます。兵庫県に行けないけれど、すぐに食べてみたいという方はこちらを利用してみるのもいいかもしれません。

播州ラーメンのルーツは播州織

  播州ラーメンの特徴であるスープの甘み、これはなんと、西脇市の地場産業である播州織が関係しています。
播州織は、西脇市を中心とした地域で生まれた伝統的な織物です。織る前に糸を染める「先染め」が最大の特徴で、肌触りのよさや豊かな色合いから、ハンカチやストールに加工されています。
織物産業が盛んだった昭和30年代、西脇市の織物工場で働くために、西日本各地から2万人近くの女性が集団就職でやって来ました。そのため、当時の西脇市は、若い女性労働者がたくさん住んでいました。かつて西脇大橋のたもとにあったラーメン店は、ラーメンを女性労働者の口に合うように工夫を重ねていき、現在の優しい味わいの甘いスープが生み出されたのです。
今では女性だけではなく、老若男女問わず人気があります。食べたことのない人は、最初の一口でビックリしてしまうかもしれませんが、どこか懐かしい味にスープを飲み干してしまう人も大勢いるとか。播州織がルーツの「播州ラーメン」。西脇市を訪れた際には、是非ご賞味ください。

OEM・ODM制作なら、お任せください

  当社(ソーイング竹内)では、播州織製品のオーダー製作(ODM/OEM)を承っております。この地の伝統技術を用いた高品質なメイドインジャパン製品を、お客様のご要望に合わせて企画・製作致します。当社が主に取り扱いをしておりますハンカチ・バッグ・ポーチ・巾着などをベースに、形状やサイズ・素材の変更にも対応致します。    またご希望がございましたらプリントや刺繍などの加工も可能です。ご予算・納期・数量・用途に応じて様々なご提案をさせて頂きますので、まずはお気軽にご相談ください。