ソーイング竹内は設立当初から、公的検査機関のご指導・ご協力の下、染料などの原材料や廃棄処理方法において、環境に配慮することに注力した生産活動を続けています。また、約20年前から全国有名百貨店のエコバッグ製作を担うなど、いち早く環境配慮型商品を製作し、実績を積み重ねてきました。さらに、太陽光発電によるクリーンなエネルギーを効率よく使うため、蓄電池を利用して社内や工場内の電気を自給自足しています。その他にも、業務に関わるすべての工程で環境に配慮した活動計画を定め、地球環境に優しい企業を目指し、SDGs達成に向け全社員で取り組んでいます。
これらの実績と継続意思が認められ、2004年には(財)地球環境戦略研究機関より「エコアクション21」の事業所として認定されています。
エコアクション21認証・登録制度は、広範な中小企業、学校、公共機関などに対して、「環境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として、環境省が策定したエコアクション21ガイドラインに基づく、事業者のための認証・登録制度です。
株式会社ソーイング竹内
認証・登録番号 0000021
地域性及び環境への関連を考慮し、環境方針を定め、全ての事業活動を通じてその実現に取り組んでいます。写真は毎月行っている周辺地域の清掃活動の様子で、全社員で定期的に周辺地域の道路や田、畑、溝などを清掃しています。
ソーイング竹内ではサステナビリティに向けた活動として、これからの地球環境に配慮した循環型の産業スタイル実現に協力するため、製品生産の過程で生み出される廃棄生地を、リサイクル資源の原料として使って頂ける企業に提供しています。なお、この廃棄生地は有用な基材へと再生されることで、各種工業用機械部品などにカタチを変えています。
世界全体が「環境」に注目している現代ですが、当社エコ事業部では地球温暖化対策を真剣に考え、これからの新しいクリーンエネルギーを促進するため、太陽光発電システムの設置に取り組んでいます。
今後も引き続き、従業員の環境意識や節電への関心を高めるだけでなく、災害時の電力確保、エコ対策等を通して社会に貢献していきます。
太陽光発電設備(27.1KW)
ソーラーフロンティア社製パネル使用
兵庫県多可郡多可町八千代区下野間字野田33-1
太陽光発電設備(273KW)
シャープ社製パネル使用
兵庫県多可郡多可町中区安楽田字大川原
958番7~11
太陽光発電設備(450.8KW)
京セラ社製パネル使用
私たちソーイング竹内は、兵庫県・播州地方の地場産業である「播州織」を軸に新たな事案に挑戦し、メイドインジャパンの高品質な製品を世界に広げていきます。同時に、次世代を担う人材の育成、そして地場産業の活性化により雇用を拡大させ、地域を牽引する役割を担える企業を目指します。
また、国内はもちろん、海外の協力工場様ともフェアトレード(Fair Trade : 公平貿易)を通じて、会社や社員だけでなく、ソーイング竹内に関わるすべての方々の生活を担保できるよう努めています。
ソーイング竹内は、過疎化の進む兵庫県・播州エリアの産業を存続させるためにも、若者が未来を創造できるような「まちづくり」活動の一翼を担うべく、チャレンジを続けています。
2018年には若者や子育て世代の女性をはじめとした、全ての方々が夢を持って働けるよう本社工場をフルリニューアル。その後も継続して職場環境の改善に取り組んでいます。機械設備の改善により、性別や年齢関係なく同じ作業を行えるような労働環境へ整備。また、働く環境が整い難い方々にも仕事(内職等)を提供し続けるなど、特に女性やシルバー世代に働きやすい環境づくりにも注力しています。
※採用に関するお問合せは、コチラからお願い致します。・株式会社ソーイング竹内 カフェスペース
【1F】
裁断場、CAD室、荷物作業場
【2F】
ミシン場、検品場、カフェスペース、テラス
【3F】
事務所、レセプションルーム、ミーティングルーム、カフェスペース
染色、製織、裁断、縫製など、ソーイング竹内の製品は、自社工場と兵庫県・播州エリアの提携工場を中心に製造しています。この地が生んだ伝統技術と最新機器を合わせることにより、世界で愛される高品質な製品を産みだしているのです。
播州織の技術を最大限に活かし、すべての工程で一切妥協しない「本物のメイドインジャパン」を追求することで、これからも播州エリアにおける繊維業の技術力と品質の高さを世界に発信していきます。
また、ソーイング竹内では高い品質を維持するために、社外の公的検査機関を活用し、より安心・安全な商品を提供できるよう努めています。
※2016年より、純正国産表示制度「J∞QUALITY(ジェイクオリティ)認証事業」の企業認証を取得いたしました。ソーイング竹内は社員のキャリア教育への積極的な支援を行っています。社外から講師を招き、年間6回程度の社員研修も実施するなど、人としての成長を促進させるとともに、次世代を担う若手への教育支援を行なっています。
ソーイング竹内は、拠点を置く多可町中区糀屋と「災害時における事業所の施設利用に関する協定」を締結しています。これは、有事が発生または発生が予想される場合に、緊急避難場所として弊社施設を活用し、地域住民の安全を確保することを目的とした協定です。社屋に自家発電用ソーラーパネルを設置し、避難所としての設備の充実も図っています。
従業員出入口にAEDを設置し維持管理を行っています。
多可町のAED設置場所
また、社内施設を利用した裁縫教室の実施、近隣の播州糀屋稲荷神社への活動協力など、様々な取り組みを通して多可町の企業として地域活動を推進しています。
【主な災害準備】
・防火シャッター設置
・放水訓練実施
・食料備蓄
・自家発電用ソーラーパネルと蓄電設備設置
株式会社ソーイング竹内
兵庫県多可郡多可町中区糀屋90
2021年1月25日、多可町役場において、エコテックス®︎スタンダード100認証を取得した「洗えるマスク」を、弊社の若手社員で結成した【会社を良くしよう会】の提案で、地元の多可町に寄贈させて頂きました。
新たに緊急事態宣言が発令されコロナウイルス収束の兆しが見えない中、多可町民の皆様(約2万人)に着用して頂けるように「洗えるマスク」20,000枚を寄贈させて頂き、多可町民の皆様と共にこの危機を乗り越えたいと考えております。
地元、多可町へマスク2万枚を寄贈させて頂きました
2020年5月14日に弊社と西脇の株式会社ギフトサロン西山様と合同で、それぞれ多可町と西脇市の未就学児を対象に、弊社から多可町へ、ギフトサロン西山様から西脇市へ合計3,000枚の子供用サイズ(2種類)の布製マスクを寄贈致しました。
寄贈した布製マスクは、2020年5月1日にマスク製品として国内で初めてエコテックス®︎スタンダード100認証を取得したもので、販売前にいち早く地域の子どもたちに世界的安全基準をクリアしたマスクを届けしたいとの思いから、それぞれの地域の未就学児への寄贈に至りました。
未来を担う子どもたちの新型コロナウイルス感染症対策に役立てて頂ければと思います。
マスク製品で国内初のエコテックス®︎スタンダード100認証を取得
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻となる中、ソーイング竹内ではこれまで培ってきた技術と蓄積してきた経験を活かし、布製マスクの生産を開始。 また、弊社社屋が有事の際の地域避難所に指定されていることから、自社で不織布マスクの調達を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症対策に役立てて頂ければと、2020年4月6日、社内備蓄分と合わせて5,000枚を多可町へ寄贈させて頂きました。また自社ECサイトにて販売を開始した自社製作の布製マスクもご紹介致しました。
2020年4月7日 日本の縫製工場からマスクをお届け!
ソーイング竹内では、定期的に救急救命士の方々のご指導のもと、従業員全員参加にて救急救命講習を実施しております。この講習は、AEDの操作方法をはじめ、人命救助のために必要な適切な救命措置をご指導いただくもので、人体模型を使った模擬救命対応講習も行っております。災害時の救命活動に従業員全員が対応出来るよう、今後も定期的に講習を実施して参ります。
ソーイング竹内では、地域の皆様に自社内の施設・設備・資材を提供し、定期的に裁縫教室を開催しております。
地域の皆様に、縫製により興味を持っていただき、ものづくりの楽しさ・喜びを感じていただくために、
縫製が比較的簡単で取り組みやすく実用的なバッグ・ポーチ・巾着などを作製のテーマとして、
今後も企画・実施して参ります。
開催の告知はホームページやSNS等で随時行なって参りますので、皆さま是非ご参加ください。
ソーイング竹内のSDGsへの取り組みに関して、取り上げて頂いたメディアをご紹介致します。
服育ナビ!(グローバル編)
出典:服育ナビ!(グローバル編)「日本の縫製技術を伝える取り組み」より(JPG:167KB)