製造工場


STAINING

染色

染色とは、その名の通り染料を繊維のなかに浸透させる工程です。播州織は主に「綿を先染めして織る」ということに特化した織物ですが、昨今では最新機器の導入や染色技術の向上により、綿以外の様々な素材に対し、それぞれ特殊な染色方法を用いて染色することが可能になりました。

丈夫で色褪せを最小限に抑えた、約10万色の色表現が可能

播州地方の提携工場に依頼。糸の状態から染め上げるという、播州特有の染色を施すことで、繰り返し使用しても色褪せの少ない、丈夫で肌触りの良い布に仕上がります。染色のカラーバリエーションは約10万色。あらゆる素材に対して、様々な色表現が可能です。この高度な染色技術は、日本だけでなく海外からも注目されており、一流ブランドの製品にも採用されるほどの品質を誇っています。

TEXTILE/WEAVING

繊維・製織

丁寧に染められた細い糸を、縦と横に使って織り上げることで、播州織特有のキメの細かい、やわらかな風合いに仕上げています。私たちソーイング竹内が作り上げる製品は、高級ブランドをはじめとした様々な一流アイテムに使用されている、上質な素材を使用してできています。

最新織機と熟練技術者により、高品質な織物が誕生

播州地方の提携工場に依頼。強度保持と毛羽を抑えるために糊付けされた糸を、最新の織機を使って指定の柄に織り上げていきます。細い糸を縦と横に使って織り上げられる布は、自然な風合いと柔らかな肌触りを併せ持ち、最新の織機により「シルケット加工」「樹脂加工」「しわ加工」「起毛」などの、様々な機能性加工を施すことが可能です。最後には、熟練の目による徹底した品質検査が行われ、欠点箇所を修正。最高の状態に仕上がった布が出荷されていきます。

CUTTING/SEWING

裁断・縫製

製品ジャンルとデザインパターンに応じて各パーツへと裁断したのち、最新のミシンを細かく使い分けて、丁寧に縫製していきます。最終段階となるこの工程では、より検品・検針を強化することで、品質と安全性を最高レベルまで高めています。

各パーツに裁断し、最新のミシンで丁寧に縫製

製織工場から入荷された原反を裁断工場へ移動。製品の裁断図をコンピューターに入力し、自動延反機にて規定の寸法に延反していきます。その後は自動裁断機・プレス機で各パーツに裁断され、仕上げとなる縫製工程に移ります。製品の種類により1本針ミシン、コンピューターミシンと使い分けて縫製し、より高品質な製品へと仕上げていきます。これらの工程内で、社内外の複数回の検品・検針が行われており、完全な商品のみが梱包・出荷されます。